この時期(1998〜1999)、仕事の関係で、恵比寿に出張で出向いていました(自宅は日野市)。恵比寿ラーメン戦争と言われたほど加熱していて、よくお客さんに有名ラーメン屋に連れて行ってもらいました。それをきっかけに出張の移動の合間にラーメンを食べ歩いていました。
今から考えると、ラーメンを食べ歩くにはいい環境でした。内容的には完全に個人的なラーメン食べ歩きメモです。結構いいたいこと書いています。現在のサイトへと繋がるデータとしての意味合いもあるので公開します。
星五つで評価しています。
1998年版へ | 1999年版へ | 2000年版(別ダイアリ)へ | トップページへ戻る
復活ラーメン日記2006へ | 復活ラーメン日記2007へ恵比寿への出張のお昼をどうするか、という問題で、ここはラーメンの激戦地区なので、 一番近い、明治通り沿いの一風堂恵比寿店へ入る。 ここは、新横浜のラーメン博物館での一番人気の博多ラーメンだ。 外観は独特の文字がセンスよく目立ち、ただ者ではない雰囲気を醸し出し、内装はレトロ調の木材を 大胆に使ってせせこましさがない。ラーメン店の革命児だ。 何人か並んでいたが直ぐに入れる。メニューはいろいろあるが、ランチ(750円)を注文する。 ラーメン(多分白丸元味)と餃子とライスでお得である。 ラーメンもバランスがよく旨い。それにも増して、カウンタに置いてあるゴマとにんにくをその場で擦り 紅生姜とごはんに辛ししばづけとサービス満点である。
多摩センターのラブラブの駐車場近くのニューホープ軒に入る。 千駄ヶ谷のホープ軒の系列か吉祥寺のホープ軒の系列は分からないで入ったが、システムからして 千駄ヶ谷の系列であった。ネギラーメン(670円)を注文する。この時間帯にしてはアベックが3組みも いた。ゴムのように固い麺と油油したとんこつのあのホープ軒の悪夢が甦る。 しかし、スープ自体はまずくないので、この豪快さに客は入るのだろう。
八王子の味源(八王子駅前店)に入る。最近チェーン店化が激しいが、やはりここの味噌ラーメン (800円)は旨い。客は3人いたが、いつ来ても少ない。もやしと少量の玉葱、人参をスープで炒めた ものと、メンマ、チャーシュの具とスープは文句なくよい。が麺もスープの相性がよくていいのだが、 この値段の麺、具の量を考えると少ない。これが残念だ。
横浜方面の友人とともに、港北インター方面の熊本ラーメンしゃからしかに入る。 ぎとぎとの獣系豚骨スープの家系ラーメンが席捲しているこの地区で、これだけ本格的博多ラーメン いや熊本ラーメンでありながら、上品なラーメンを食べさせてくれる。玉子ラーメン550円のあっさり を注文する。紅生姜が必要ないくらいに、こくがありながら、あっさりして食べやすい。 こってりも今度食べたくなった。
出張先の愛甲石田駅の唯一のラーメン専門店八宝菜に入る。 無難な味噌ラーメン600円を注文する。 灰汁が浮いているのが気になるが、チャーシューが旨く、麺とスープのバランスがよく、 なにも知らずに入ったラーメン屋にしては、まあこんなものでも満足してしまう。
地元(日野市)のラーメン専門店だいこくに入る。 ここは、場所が辺鄙な場所であるが、こだわりのあるラーメンが食べられる。
店は脱サラして夫婦でやっている雰囲気のある落ち着いた小奇麗で居心地がよい。
ラーメンとだいこくごはんのセット700円を注文する。 ラーメンは醤油味の強い中、玉ねぎで中和する、今はなき、老麺囃子系(八王子系らーめん)である。
それほど、スープの旨みを感じないが、これとだいこくごはん(玉子とメンマと焼豚と青菜をたれと
海苔でまぜたもの)のバランスはなぜかマッチする。ラーメンもかんずり入れるとまたよい。
出張(大崎)への帰りに学生時代によく行った新宿の桂花ラーメンに入る。 店の前にくると豚コツの匂いがするのも懐かしい。ターロー麺(900円)を注文する。 白く濁った豚コツスープにマー油の茶色と生のキャベツととろけるような角煮とメンマはバランス を考えられていて、10年前と変わらない。また、ゴムのようなまずい麺も変わらない。これで熱狂 的なファンがいるのだから、ラーメン道は難しい。
出張(恵比寿)の帰り、激戦区の喜多方ラーメンのチェーン化が激しい坂内に入る。 チャーシューメン(750円)とライス(100円)を注文する。(税別) ここのチェーシューメンは圧巻である。小振りのチャーシューが18枚くらいのっており、メンが見え ないほどだ。澄んだスープの縮れ麺との相性は抜群である。チャーシュー、メン、メン、スープの 食べていくと確実にチャーシューが4枚残ってしまうが、チューシューだけでもこれほど旨いと ライスとも合い、食が進む。若干の灰汁と塩味が強いが、それもまた心地よくなってくる。絶品だ。
厚木への出張の帰り、京王八王子駅前の九州ラーメン桜島に入る。 ラーメンセット(味噌ラーメン、餃子3個、ライス)750円の食券を買う。お腹が減っていて、ぶらりと 入ったが、ここの味噌ラーメンは斬新であった。ごま風味の白湯スープと生っぽいもやしとその上に こぶで味付けしてある味噌が乗っている。この味噌を溶かしながら食べてゆくわけだが、これが実に はまるのだ。ラーメンのスープを自分の好みに調理する感覚に旨さが倍増する。餃子も旨く、漬物と ライスを食べるとお腹がいっぱいになり、満足しながら店をあとにした。
日野のラーメン専門店だいこくに入る。 サービスセット(チャーシュー麺とだいごくごはん)850円を注文する。 ここのチャーシュー5枚が旨い。絶妙なやらわかさと味付けで、それだけでも十分に旨い。 いついっても、同じレベルのラーメンを食べさせてくれるのも関心する。
川崎インター近くの喜多方ラーメン蔵太鼓に入る。 お客は誰もいない、高菜セット(蔵太鼓ラーメン、高菜ごはん)800円を注文する。何処でもある ラーメンチェーン麺ロードよりはよいチェーン店らしいという評判で入ったが、あの坂内のラーメン に似ているが、その実力は今一歩。チャーシュー5枚は固い、スープは温く、旨みが引き立たない。 店のつくりもいいので、あとちょっとした気遣いではやりそうな気がする。 二日ラーメンセットが続くともっと旨いラーメンを食べないと満足しなくなる。
京王八王子駅近くの桜島に入る。 この前は、斬新な味噌ラーメンにうなったので、今度は醤油ラーメンセット(750円)を注文する。 出てきたラーメンは、もやしと、チャーシューの千切りの入った醤油色の濃いものである。 スープも醤油そのままの味が強すぎて、もやしのと相性もよくない。とがっかりしながら、チャーシュー を食べると、これが鳥肉なのだ。これにより、さっぱりさがでて、並のラーメンにアクセントがついて、 感心した。しかしながら、味噌ラーメンの比でなないであろう。
旨い味噌ラーメンが食べたくなり、八王子の味源に入る。 でてくるラーメン(800円)に以前より白っぽいスープで驚いた。食べてみると、味噌味が薄くなっている。 固めの腰のあるメンに多少、負けている。しかし、全体としては、旨い。が、これで800円となると、 桜島の750円のラーメンセットのほうが、明らかにコストパフォーマンスが高い。
昔、老麺囃子という名店のあった会社(日野)の近くの一平ちゃんに入る。
生姜焼きセット(850円)の食券を買う。ラーメンと生姜焼きの半ライスとサラダのついたセットだ。
ラーメンはなにも変哲のない普通のラーメンであり、このセットはお得なのでよしとしよう。
唐突にここで終わりますが、ことあと、神奈川の厚木の方へ常駐になり、食べ歩くことがなくなったことを覚えています。
今年に開店した多摩地区初の横浜家系ラーメン?中央大学野猿街道交差点近くのがんこ家 に入る。らーめんとそのトッピング(葱、海苔、焼き豚、煮卵)の組み合わせしかないので、 ラーメンを頼む。店の壁には究極のこだわりとばかりに材料の説明が書いてある。 仕事ぶりは確かにていねいである。ワイルドなはずの家系ラーメンを材料のよさで味わい 深いものに仕上げている。スープのぎどぎどしていながら飲みやすいのはよい。 久しぶりに少しばかり心震えた。 (600円)
恵比寿への出張の帰りお昼時間をずらして、旭川ラーメンひろせに入る。数ある恵比寿の 有名店を尻目に新興勢力?の当店に入ってみる。店内は狭いながら小奇麗で空間を有効に 使っていて好感を持てる。醤油ラーメンを頼む。味噌、塩、他にもいろいろ変わった メニューがあったが、旭川ラーメンは醤油が基本と心得る。出てきたラーメンはやはり旨い。 固めで細めの麺と煮干の風味の効いたこくのあるスープ、メンマ、チャーシュー、コーンと バランスがよく、欠点が見つからない。ただ麺の量がやや少なく感じた。今度、来るときは 他のメニューも試したくなるラーメンであり、店である、さすが恵比寿。 (650円)
また、恵比寿への出張の前にあの、喜多方ラーメン坂内に入る。ここでの定番、焼豚ラーメン とライスを頼む。透き通ったスープと太麺ちぢれ麺と一杯の焼豚、メンマ、どれをとっても 一級品である。焼豚は20枚近くあり、それぞれ十分な厚みがる。そして、ライスのおかずにも 十分合う。スープとちぢれ麺が絡みあって、きらきらと黄金色に輝く美しい芸術品でもある。 ひとつきになるのがアクが若干見え隠れしている。これさえなければ言うことなしだ。 (750+100円+消費税)
またまた、恵比寿への出張の帰り、一風堂に入る。博多ラーメンとライスと餃子のランチを 頼む。店の中は熱気と熱風で暑い。ラーメンは細麺とこくのある豚骨スープ、メンマ、きくらげ、 もやしとバランスよく旨い。小ぶりの餃子もよく、紅生姜と胡麻と辛しもやしがカウンタに置い てありはお値打ちである。 (740円)
会社への帰り、日野のラーメン専門店だいこくに入る。サービスセット(チャーシュ麺とだいこ くごはん)を注文する。大きくてとろけるように柔らかいチャーシューが5枚ひまわりのように あるので、見た目も美しい。普通に食べ進めるとチャーシューが残ってしまうほどの量だ。 これに、チャーシューの細切れと青菜とシナチクと葱の千切りとラーメンのタレを加えた ごはんとが抜群に相性がよい。隠れた傑作と言える。 (850円)
多摩プラーザからバスで数分と新興住宅地にある八戒に入る。じゃらんやぴあに口コミで有名に なった店らしい。Aセット(ラーメン、餃子、半ライス、お新香)の食券を買う。こくのある 薄口のスープと極細の固めの麺と青菜、シナチク、チャーシュが昔ながらの幻の周りが赤いこれぞ 焼き豚が2枚が絶品であるには間違いないが、全体のバランスがどうも悪い。極細麺を食べ進める うちに、ぎくしゃくしてくる。やはりラーメンの基本は麺とスープこのバランスではないか。 (750円)
初台唯一のラーメン店珍竹林にはいる。半ちゃんセットを頼む。半チャーハンは卵とチャーシを しっかり使っているがうれしい。ラーメンもちょっとゆですぎ多めの麺と甘めの多めの醤油スー プとちっちゃな焼豚でしっかりしたラーメンである。なんとこの量でこの値段が最大の 魅力である。 (550円)
日野南平パチンコ屋近くのえびすやに入る。ここは本格インドカレー専門店が何故かラーメンを 出している妙な店である。ラーメンカレーセットの食券を買う。カレーはキーマ、チキンの二種 類と香辛料で味付けしてある黄色もライスと和風の懐かしいラーメンが出てくるが、ラーメンの ほうが、美味である。あっさりしていてこくのある醤油味のスープを上等な油の膜でスープを封 じ込め、シナチク、チャーシュも旨い。さらに腰のある縮れ麺にスープと油が絡み合いバランスのよいラーメンに仕上げている。隠れた名店でる。 (980円)
日野大和田町のだいこくに入る。新メニューラーメンと角煮ごはんを食べる。いつも変わらないラーメン と豚の角煮と千切りの葱ののったごはんである。ラーメンは玉葱が絶妙なアクセントになっているの を再確認し、チャーシュー以上の旨さの豚の角煮と葱とごはんに舌づづみを打ち、しばづけで箸休める。 ラーメン自体はえびすやのほうがよいがセットとなるとこちらも捨てがたい。 (800円)
多摩センターの天下一品にはいる。ここは京都を発祥とする、こってりを超過するゼラチン状のどろどろ のスープのラーメンである。肉野菜セットを頼む。予想どおりの独特のラーメンだ。思ったほどのギトギト 感はないが、量的に少なめになっているのでなんとか食べれた程度だ。京葱により食べ易く(豚骨ラーメ ンの紅生姜の役割)しているがその効果がない。素材的には問題ないからたまにはこんなラーメンもいい かな。 (880円)
恵比寿の出張のお昼に九十九ラーメンにはいる。明らかに一風堂を意識したラーメン屋だ。基本の豚骨ラー メンを食べるがお昼のサービスで半ライスとゆで卵がついてお得である。 なかなかサービスのよいしっかりした仕事をしている。 (650円)
恵比寿の出張のお昼に萬有ラーメンにはいる。東京では珍しい尾道ラーメンの食べられる店だ。 背油の浮いた醤油味のものだが、これと言って特徴は無く、美味しくはなかった。お昼は半ライスが無料。 (650円)
九州への出張の折りに飲んだあと、中州の端にある一龍にはいる。ラーメンとおでんの屋台に毛が生えた くらいの店だが、ラーメンは旨い。東京進出のとんこつラーメンより、油はのっていながらあっさりしている、とんこつのくどさがなく、紅生姜とその場で潰したニンニクで恍惚のラーメンに仕上がる。 やはり、本場で本場のものを食べないとその本質的な良さはわからないのである。 (600円)
九州出張の帰り空港内にあるちくぜんらーめんにはいる。
ちくぜんセット(ラーメン、餃子、ライス)を食べる。期待しなかったが、まあまあのレベルである。
東京で食べる豚骨らーめんより上品で旨い。
(800円)
唐突にここで終わりますが、仕事的に九州出張を最後にひと段落がつき、日記を付けるのを止めたことを思い出します。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||